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自家焼付け塗装2

自家焼付け塗装の続きです。作業したのは1ヶ月近く前ですが、なんだかんだで書くのが遅くなってしまいました。

今回は実際に部品を簡易焼付け塗装しました。まず最初に塗ったのは先日作ったサイドスタンドステーです。塗料はテストでよい結果が得られたエナメルスプレー(アルキド)。

風がかなり強い日だったのですが、あまり目立つ部品ではないので気にせず塗ると、やっぱり砂や埃が付着してザラザラな感じに(笑)。それでも気にせず、20分のインターバルで4回塗り重ねて、結構厚めにしてみました。

テストでもそうでしたが、塗膜が厚いと120分の加熱では乾燥しません。そこで日を改めて120分、また日を改め120分加熱して、120分×3セットで、まあ、なんとか乾燥したかな?という感じです。
0025.jpg

0015.jpg


次に塗ったのがTZ用のハンドルです。
塗装があちこち剥がれ、サビが出てきていたので元の塗装を剥離剤で剥がしてみると・・・
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強度に問題があるほどではありませんが、なかなかのサビっぷりです。


サビ落としは呉工業の「ラストリムーバー」。
0018.jpg

0020.jpg
価格が手頃なのでいつも愛用しています。後処理のいらないリン酸系のサビ取り剤です。水洗い後、乾燥させればそのまま塗れます。塗料はまたアルキド系を使用し、20分のインターバルで3回重ね塗り。

0021.jpg
焼付けも同じく150℃×120分を3セットです。
で、完了したところで、ウチに転がっていた汎用のセパハンと比較してみました。

0022.jpg
画像が暗いので解かりにくいですが、下が今回塗ったものです。双方をケガいてみると・・・
ちゃんとした焼付け塗装(汎用のセパハン)の硬さを10とすると、自家焼付け塗装は7〜8という感じでしょうか。表面が少し軟らかくキズが付きやすい感じはしますが、家庭で簡単に塗装したにしては、まぁ悪くないかなというレベルです。パーツクリーナーを吹き付けても表面がくすむこともありません。
仕上がりもキレイなので、内心「よしよし」と満足げにレバーホルダーを取り付けてグリグリ回してみると・・・
0017.jpg
ベロッと剥がれてしまいました(汗)。最初は5mm×10mmくらいの剥がれでしたが、その部分を集中的にグリグリしていると、パリパリ、パリパリ。最終的に画像のように・・・。う〜ん、ダメですね・・・。もうちょっと剥がれにくいかと思っていたのですが・・・。 これはまた今度塗り直します。

で、最後がTZ用ステムのアンダーブラケット(アルミ)です。元のクリア塗装が黄変していたので、これも剥離剤で剥がしました。
近所のホームセンター2,3軒を探した限りではアルキド系のクリア塗料は見当たらなかったので(そんなものはない?)、耐熱のクリア塗料を使用しました。
0024.jpg

黒い塗装だとハロゲンライトでも素材の温度を150℃以上まで上げることができますが(・・・形状にもよりますが)、この部品のようにシルバー(アルミにクリア塗装)だと反射するので120〜130℃が限界のようです。

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ハンドルに施したアルキド樹脂塗料が、思いのほか弱い(剥がれやすい)という結果になり、改めて疑問が湧いてきました。耐熱塗料のように熱を加えることで硬化する塗料の場合、焼付けするのはモチロン有効ですが、その他の常温で硬化(乾燥)する塗料の場合も、熱を加えることでホントに塗膜は硬くなっているのか?ということです。

じゃあ、先日のテストはなんだったんだ?ってことなんですが(笑)、やっぱりあの程度のテストじゃあ、何も分からない・・・ということで・・・(笑)。実際、常温で乾燥させたテストピースは3〜5日程度しか乾燥させていないので、まだまだ半乾きの状態でした。常温乾燥で溶剤が完全に抜けるのは2〜3ヶ月?半年?くらいはかかるんだと思います(多分)。熱を加えて強制乾燥させると時間がグッと短くなるので、加熱するのはムダな作業ではないのですが、それで常温で乾燥させた場合と比べて塗膜が丈夫になっているかどうかは別ですよね。

テストでは焼付け温度が高いほうが塗膜が丈夫になっていたましたが、これは温度が高く、時間が長い方が溶剤がよく抜けていただけ??なのかもしれません。
「アルキド 焼付け」等で検索してみても、アルキド樹脂とメラミン樹脂を組み合わせた熱硬化型の塗料に関する内容は数多くありますが、アルキド樹脂単体?の塗料を焼付けする・・・という内容は見つけることができませんでした。

やはりアルキド樹脂でも1液性の常温硬化型塗料は熱を加えても、乾燥が早くなるだけで、乾燥後の塗膜の硬さは変わらないということでしょうか・・・。
ま、それでもラッカーよりは剥がれにくく、丈夫って事が分かったので良かったかな。それに、今回はプライマーを一切使用していないので、使うとまた剥がれにくさが違ってくるかも知れません。次回また試してみます。

あと、耐熱塗料に関してはもっと他のものも試してみる価値はありそうです。デイトナのエンジン用ブラックのように丈夫で、もう少し塗膜の厚いものがあれば、ハンドル等にも使えるかもしれません。

そして究極は、家庭で本格的な焼付け塗装です!
メラミンアルキド樹脂塗料やアクリル樹脂塗料などの熱硬化型塗料を使って、簡単に焼付けが出来ないものかと調べてみると、業務用(工業用)のこれらの塗料も、最近は小分け販売(1kg)している業者もあるようです(価格はそれなりですが・・・)。焼付け温度は120℃〜150℃くらいなのでハロゲンライトでもなんとかなるのでは?と思ってしまいます。

もちろんエアゾール式ではなく缶での販売なので、コンプレッサーやガンがあったほうがいいのですが、無くても・・・
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吹きつけ隊
最近は、こんなものがあるので小さい部品ならなんとかなりそうです。

・・・と期待は膨らみましたが・・・コイツはかなり危険です。
これらの塗料は焼付け乾燥時にアルデヒドという有害な物質が発生するそうです。排気設備の整った乾燥ブースがないと、本格的な焼付け塗装はやっちゃいけないんですね。法規制もされているみたい・・・。

シロートとはいえ知らなかった、じゃあ済まされないですね。

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COMMENT

なるほど前回から焼きつけ塗装興味深く拝見しております。
私は塗装を外注にだしたことがほとんどないので塗装のテクは是非とも諸先輩方から拝借したいところでありますw

クリップオンはやっぱり鉄パイプのが一番かっこいいですよね♪
私のはマグラのパッチモンでかっこ悪くていけません・・
変えるのが面倒なだけなんですが・・

| T田 | 2008/07/05 11:55 | URL | ≫ EDIT

お分かりとは思いますが、浅い知識と少ない経験の中であれこれ試行錯誤しているレベルですので、軽〜く流し読みしてください〜。
ま、そのシロートでも根気があればそこそこキレイに出来てしまうのが塗装の面白いところですよね。

| ナナマル | 2008/07/07 09:06 | URL | ≫ EDIT

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| | 2008/07/13 20:07 | | ≫ EDIT















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